キム・ハヌル【写真:Getty Images】

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NOBUTA GROUP マスターズGCレディース最終日

 女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUP マスターズGCレディースは24日、兵庫・マスターズGC(6571ヤード、パー72)で最終日が行われた。引退を表明しているキム・ハヌル(韓国)は2バーディー、3ボギーの73。通算2アンダーの20位で、日本ツアー最後の大会を終えた。会見では「4日間、最後までいいプレーができて本当に良かった」と語った。

 日本ツアー最後のラウンドとなったこの日。前半でスコアを2つ落としながら、後半12、14番でバーディーを奪取。17番でボギーを叩き、最終18番はパーで締めた。「最後だからオーバーパーは絶対打ちたくなかったんですけど、18番のパーが悪かったと思います」と少し悔やみながらも「4日間、最後までいいプレーが出来て本当に良かったです」と振り返った。

 日本では2015年のマンシングウェアレディース東海クラシックで初優勝。以来、第一線で戦ってきた。引退の理由については「ツアーじゃなくて違う仕事に挑戦したくて、タイミングは今が丁度いいかなと思いました」と説明した。

 この日は原英莉花とラウンド。「何で引退しちゃうんですか?」と問われ「もう無理です(笑)。体も心もきついよ」と話したという。「英莉花ちゃんは若いからもっと頑張ってねって話をしながら、英莉花ちゃんが韓国に来たら連絡くださいって話をしながらプレーしました」と明かした。

 今後については「まだ決まったことはないですけど、YouTuberとかテレビ関係の仕事をすると思います」と明かした。日本のファンに向けては「本当に毎週来て応援していただき力になりました。また、会えるか分からないけど、日本でも仕事があれば、また、会える日を待っています。ありがとうございました」と感謝を口にした。日本ツアーはこの試合が最後だが、今後は帰国して韓国女子ツアーのSKテレコム・ADTキャップス・チャンピオンシップに出場予定。同大会が現役最後の試合になる。(THE ANSWER編集部)