PSGムバッペとネイマールに不協和音? ベンチで“不満吐露”の瞬間に仏メディア注目
ピッチ上でのプレーについて、交代後に同僚へ「愚痴をこぼす」と海外指摘
パリ・サンジェルマン(PSG)で期待の「MNMトリオ」の中で不協和音が鳴り響いている。
フランス代表FWキリアン・ムバッペが同僚のブラジル代表FWネイマールについて、「彼は僕にパスを出さない」とチームメートに愚痴をこぼしていたとフランス地元メディア「RMCスポーツ」が報じている。
PSGは現地時間25日にモンペリエと対戦。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが負傷離脱で不在の3トップには左右のウイングにネイマールとアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリア、中央にムバッペが起用された。
前半14分にセネガル代表MFイドリッサ・ゲイェの強烈なミドルシュートが決まって先制したPSGだったが、その後はなかなか追加点が奪えないまま試合は終盤に。すると後半43分にムバッペがFWマウロ・イカルディ、ディ・マリアがMFユリアン・ドラクスラーと交代。その直後に、ネイマールのアシストからドラクスラーが追加点を決めた。
その得点の場面で、ベンチへ下がったムバッペは喜ぶ素振りを見せず、隣りに座っていたゲイェに対して、「彼は僕にパスを出さない」とネイマールに対する不満をこぼしていたという。記事では「リオネル・メッシが加入して以来、ネイマールとムバッペのピッチ上での関係は理想的なものから程遠いものになっている」と指摘されている。この試合ではゴール前で2人のポジションがかぶってしまうような場面もあった。
モンペリエを2-0で下し、開幕8連勝で早くも首位独走体制を築いているPSGだが、チームの中核を担うネイマールとムバッペとの間に不穏な空気が流れているようだ。(Football ZONE web編集部)