大野雄大投手(写真:AP/アフロ)

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「なんてこった!」

東京五輪野球・アメリカ戦(2021年8月2日)に出場した大野雄大投手(中日)。9回にマウンドへ上がると、ツイッター上の米ファンは一時騒然となった。一体なぜなのか。

「OHNO」の文字で「Oh, no」に

注目されたのは、大野投手のユニフォームにつづられていた「OHNO」の文字。これを英語で読むと「Oh, no」。つまり「なんてこった!」の意味だ。

米NFL専門チャンネル「NFLネットワーク」のスポーツジャーナリスト、リッチ・エイセン氏は2日、ツイッターで大野投手の登板写真とともに「不吉なクローザーの名前だ」(編集部訳、以下同)とツイート。これが米ユーザーの間で拡散され、文字通り「Oh,no(なんてこった!)」といった反応や、「活躍しているけど、日本チームにとっては良い兆候ではないね」などの声が聞かれた。

一方で、「他のチームにとってはOh Noかもしれません」「それとも実はクローザーにとって最適な名前なのでしょうか」と、対戦相手を不幸にするほどいい投手なのではないか、という解釈もみられた。

そうした中で行われたのが、MLBチームへの勧誘合戦。「ヤンキースにぴったりだ」「メッツにぴったりだ」「マリナーズの未来だ」「ロッキーズが一番しっくりくるような気がします」と、大野投手を米球界に招き入れようとするツイートが相次いだ。