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「明星 チャルメラ」でおなじみの『明星食品』は、今年で生誕70周年を迎えます。そんな節目となる年明けになんと、贅を極めた即席麺「中華三昧 贅の極み」が数量限定で登場しました。「極厚叉焼拉麺」と「魚翅姿煮拉麺」の2食セットで、販売価格はブランド史上最高価格の5000円! 1月11日より公式通販サイトで購入できます。

 こちら、巣ごもりで高まる贅沢志向に着目し、新年にふさわしい豪華食材を使った「賀正ラーメン」とのこと。早速手元に届いた「中華三昧 贅の極み」、心して味わってみたいと思います。

ブランド史上最高価格の「中華三昧 贅の極み」を開封

 漆黒で重厚感のあるパッケージ。明らかにいつもとは段違いのオーラを放っていますし、あの「チャルメラ」のような親しみやすい雰囲気が皆無です。開ける時にちょっと手が震えてしまいました。だって、2食で5000円ですよ。普段は、5食で約300円の袋麺を食べているので、超超超高級です。

 多少手こずりつつ開けてみると、パッケージが本のように見開きになりました。それを横で見ていた筆者の子どもが「わぁー!」と拍手。幼児にも伝わるくらい、高級感がダダ漏れなのです。

 左右それぞれの箱には、「極厚叉焼拉麺」と「魚翅姿煮拉麺」が入っています。麺と粉末スープ、乾燥チンゲンザイ、レトルトパウチになったチャーシューとフカヒレが個包装になっています。作り方は一般的な袋麺とほぼ同じですが、茹で時間やチンゲンサイを入れるタイミングなど細かな指示がありますので、説明書を読みながら作ってみましょう。

 まずはレトルトパウチになったチャーシューとフカヒレを湯煎。その間に、麺を茹でる鍋を用意しておきました。いつもより麺を湯がく手に力が籠ります。丼に麺とスープをよそって、それぞれにフカヒレ、チャーシューをトッピングしたら完成です。

見た目100点! 自宅で作ったとは思えない超高級即席麺の味わいは?

 まずは、「魚翅姿煮拉麺」から食べてみました。見た目は100点! 自宅で作った即席麺とは思えないクオリティーが圧巻です。

本格的なフカヒレがとろける旨さ! 「魚翅姿煮拉麺」

 麺は細めでツルッと喉越しが良く、程よい弾力があります。小麦の甘さも感じられ、濃厚スープとの相性はバツグンです。

 スープは、チキンと魚介のだしに香味野菜を合わせたとろみのある濃厚な中華風スープ。しかも、紹興酒や生姜で味付けされたフカヒレが本格的なのです。トロトロでありながら、繊維はきめ細やか! 専門店の味に匹敵する美味しさです。

 普段、ラーメンのスープは残してしまうのですが、こちらのスープは完成度が高く、しっかり堪能しました! 胃袋に余裕があれば、スープをチャーハンにかけてあんかけ風に食べるのもおすすめです。

約5mm厚の叉焼がたまらない「極厚叉焼拉麺」

 お次は「極厚叉焼拉麺」をいただきました。見てください、このど迫力のチャーシュー! 約5cmの極厚が魅力です。

 持ち上げられないほど大きい叉焼は、箸で簡単に切れるくらい、ホロホロに煮込まれています。一口噛みしめれば、肉厚でジューシー、とろける旨み。こりゃ、たまりません。

 スープは、チャーシューと相性の良い高級中華料理店で出てくるような醤油味。ポークエキスをベースに香味野菜、XO醤、オイスターソースで味を調えています。ガツンと濃厚でありながら、香味野菜の柔らかな風味とのバランスが絶妙。こちらも最後の一滴まで飲み干すほどの上品な味わいでした。

 購入するには勇気のいる価格ですが、自分へのご褒美として豪華な即席麺をいただくのは滅多にない体験です。今年は初売りに出かける機会がなかったという人も少なくないでしょう。新年最初の贅沢として、試してみてはいかがでしょうか。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●DATA

中華三昧 贅の極み 極厚叉焼拉麺・魚翅姿煮拉麺

価格:5000円
発売日:2021年1月11日