T・シウバのPSG退団が正式決定 会長も「メルシー、キャプテン」と感謝

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パリ・サンジェルマン(PSG)は27日、ブラジル代表DFチアゴ・シウバ(35)の退団を正式発表した。

T・シウバは2012年にミランから加わり、公式戦通算315試合17得点5アシストを記録。主将としてチームを引っ張るだけでなく、数々の国内タイトルを獲得したほか、先のチャンピンズリーグ(CL)でクラブ史上初の決勝進出に寄与したが、今シーズン限りで契約満了という状況だった。

そんなブラジリアン守備者は23日に行われたバイエルンとのCL決勝後にフランス『RMC Sport』を通じてPSGを去る見通しを認め、ファンにも感謝の言葉。そして、PSGも27日にクラブ公式サイトを通じて退団を公にすると、会長を務めるナセル・アル=ケライフィ氏が長らくの労をねぎらった。

「チアゴ、8年にわたる忘れ難い思い出やリーダーシップ、献身性に感謝する。君は歴史上最も偉大な1人であり、PSGでの伝説的なスタッツも永遠に生き続ける。君と君の家族の新たな冒険の成功を心から祈っている。君はこれからもずっと我々のファミリーであり、歴史の一部だ。メルシー、キャプテン」

なお、T・シウバに取り沙汰される移籍先はチェルシーだ。イギリス『スカイ・スポーツ』によると、27日にミラノでメディカルチェックを受け、28日にロンドン入り。14日間の自主離脱期間を経て、チームに合流する模様だ。