(左から)ヨシュア・キミッヒ、ネイマール、ロベルト・レバンドフスキ【写真:AP】

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英サイト「Whoscored.com」がシーズン平均採点を基に選出

 英サッカー情報サイト「Whoscored.com」が独自の採点を基にした2019-20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベストイレブンを選定した。

 王者バイエルン・ミュンヘンから最多5人、準優勝のパリ・サンジェルマン(PSG)から3人が選出された。バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシも名を連ねたほか、ベスト8敗退のマンチェスター・シティから“サプライズ選出”があった。

 同サイトはデータ分析会社「オプタ」のスタッツを基に、独自の基準で10点満点の選手採点を行っている。シーズン平均採点によって今季CLのベストイレブンを決定した。

 最大勢力となったのは、やはり7年ぶり6度目の王者となったバイエルンだ。

 リスボンでのファイナルで決勝ゴールをアシストしたドイツ代表DFヨシュア・キミッヒを筆頭に、驚異的なスピードでインパクトを与えた19歳のカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス、司令塔のスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ、今大会9得点のドイツ代表MFセルジュ・ニャブリ、そして15得点で得点王となったポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキまで5人が選出された。

 次いで準優勝のPSGからは3人。ゴールマウスを守るコスタリカ代表GKケイラー・ナバス、守備のマルチロールで得点力もあるブラジル代表DFマルキーニョス、そして背番号10を背負うブラジル代表FWネイマールが名を連ねた。

 この両クラブ以外では、ベスト4のRBライプツィヒから守備を支えたU-21フランス代表DFダヨ・ウパメカノ、ベスト8のバルセロナとマンチェスター・シティから、それぞれアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと、ブラジル代表FWガブリエル・ジェズスが選ばれている。

得点王レバンドフスキの相棒はジェズス

 今大会6得点を挙げたとはいえ、レバンドフスキの相棒に選ばれたジェズスについては意外な選出となった印象のようで、同サイトも「バイエルンが支配したベストイレブンの中でプレミアリーグのスターが衝撃を与えた」と、“サプライズ”として報じている。

「Whoscored.com」による19-20シーズンのCLベストイレブンは以下のとおり(カッコ内は同サイトでの平均採点)。

GK
ケイラー・ナバス(7.04)

DF
ヨシュア・キミッヒ(7.44)
マルキーニョス(7.28)
ダヨ・ウパメカノ(7.26)
アルフォンソ・デイビス(7.80)

MF
リオネル・メッシ(8.37)
ネイマール(8.17)
チアゴ・アルカンタラ(7.76)
セルジュ・ニャブリ(7.75)

FW
ロベルト・レバンドフスキ(9.03)
ガブリエル・ジェズス(7.79)
(Football ZONE web編集部)