「固定」はピークの3分の1以下…「ひかり電話」が初めて上回る
これに対し、ひかり電話は光回線サービス「フレッツ光」の普及に比例する形で微増している。NTT東西のフレッツ光と、他社に光回線を卸す「コラボ光」の6月末の合計契約数は同3%増の2126万を記録。携帯電話や映像配信サービスの普及で家庭でも高速インターネット回線の需要が高まる中、フレッツ光と合わせて利用できるひかり電話へ固定電話から移行する消費者が増えたためとみられる。
NTT東西は、24年から固定電話網をIP(インターネット・プロトコル)網へ移行する。固定電話網に必要な交換機の販売が終了しており、予備部品の在庫も25年には切れるためだ。固定電話事業で年400億円弱の営業赤字がある中、交換機より安いIP対応機器に切り替え、コスト削減につなげる。
24年には固定電話の契約数が1000万程度に減少する見込みだが、全国一律(ユニバーサル)サービスの維持に向け、山間部や離島などの過疎地を対象に携帯電話網で代替する検討も行われている。

