“シンプルで深い”アナログメーターに装着するIoT角度センサー
心臓部は直径45ミリメートル、高さ22ミリメートルの円筒形部に収められ、直径100ミリメートルの計器カバーを交換する形で設置する。メーター中央に置かれる薄型磁石が針の回転角度を読み取り、数値を近距離無線通信「ブルートゥース」などで送る。複数素子により高精度で、11秒ごとの通信で一つのボタン電池で1年間、稼働する。価格は消費税抜きで1万5000円。同社は顧客のIoTのシステム化まで手がける。
大規模工場の管理には数百から数千台の計器が使われている。デジタルメーターは非常時の電源喪失で作動しなくなる問題がある。そのため保守・保全が重要な施設では、担当者がアナログメーターを目視で読み取り記録している。人手の不足・高齢化とIoTによるビッグデータ分析で、後付けのデジタル化にニーズがある。
ファンドを通じて同社に出資するJR東日本や関西電力で実証試験した。今後は、水道管の漏れを感知する水圧センサーの実証を、経済産業省の支援を受けてアフリカで行う計画だ。
