セブン‐イレブンは16日に、レジでの支払金額の計算方法を変更した。その結果、税込みの支払額がこれまでよりも突然増えてしまう事態が起き、ネット上などでは驚きや不満の声があがっている。NHKニュースが報じた。

これまでは購入した商品ごとの「税込み価格」を足し上げて合計金額を出していたが、購入した商品の「税抜き価格」を足し上げて、最後に8%の税率をかける方法に変更した。例えば、税抜き価格が93円、税込み価格が100円のコーヒー3つを同時に買った場合、これまでは、合計の税込み価格は300円だった。ところが16日からは、コーヒー3つの税抜き価格を合計した279円に8%の消費税率をかけることになり、そうすると301円になり支払額が1円増えることになってしまった。

セブン‐イレブンの本部は「利用客への周知が足りていなかった」と話し、店頭に計算方法を変更したことを記した文書などを張り出して、説明を続けている。

セブン‐イレブン 計算方法変更で税込み300円が301円に(NHKニュース)