Switch新作で桃鉄が帰ってくる『桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜』2020年発売
コナミは、パーティーゲーム「桃太郎電鉄」シリーズのNintendo Switch版新作『桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜』を2020年に発売します。任天堂が5日配信した「Nintendo Direct 2019.9.5」の中で明らかにされました。

今回はタイトル発表にとどまり、大まかな内容しか明らかにされていませんが、日本地図を模したゲーム盤面上で、汽車のコマを動かして、各地の物件を買い占めてその成績を競う......要はこれまでの「桃鉄」シリーズのゲームシステムを踏襲するタイトルであることが分かります。

ゲーム盤面は過去タイトルと近いデザインですが、「新国立競技場(1490億円)」など新しい物件が加わることが示唆されています。総監督およびゲームデザインは、シリーズ通して関わってきた、さくまあきら氏が担当します。



桃鉄といえば「急行カード」などゲーム性を高める多彩なカードシステムが特徴ですが、今回披露された短い紹介映像のなかでは、物件駅に「うんち」を落として他のプレイヤーを妨害する「うんちカード」の存在が示されています。

また、桃鉄で欠かせない存在といえばビリのプレイヤーにしつこくまとわりつき、ユーモラスな仕草でお金をせびる「貧乏神」ですが、今回の紹介映像では登場していません。貧乏神がときどき変化し、プレイヤーに強力な不幸を撒き散らす「キングボンビー」や、各タイトル毎に登場していたその仲間たちの存在も気になるところです。

桃太郎電鉄シリーズのメインタイトルは1988年のファミコン版「桃太郎電鉄」以来、22タイトルが発売されていますが、過去3作は携帯ゲーム機向け。(Switchを据え置き型ゲーム機と考えるなら)据え置き型ゲーム機向けの桃鉄は2009年発売の「桃太郎電鉄2010 戦国・維新のヒーロー大集合!の巻」以来、実に11年ぶりの登場となります。