まずはファビアン・ギーファーがミスを、そしてアンドレアス・ルーテも制裁を欠いたパフォーマンスを露呈。ここのところのテストマッチでFCアウグスブルクでは、明らかにゴールキーパーが課題であることを示す結果となっていたが、火曜午前に念願のGK補強へと成功。チェコ代表トマーシュ・コウベクを、フランス1部スタッド・レンヌから迎え入れている。契約期間は2024年までの5年。

 移籍金など、契約に関する詳しい情報については特に明かされていないが、マネージャーを務めるシュテファン・ロイター氏は「国際経験を積んだ、非常にいいGKを迎え入れることができたよ。今回の獲得がうまくいって、非常にうれしく思っている」とコメント。「うちにとてもマッチして補強へと繋がってくれると、強く確信を抱いているところだ」と言葉を続けた。

 そのコウベクは、今回の移籍にあたり「このような機会を与えてくれた、クラブや首脳陣にとても感謝している。欧州トップリーグでプレーすることができるし、良いパフォーマンスで期待に応えていきたいと思っているよ」と意気込みをみせている。

 26歳のGKは2017年にスパルタ・プラハからレンヌへと加入すると、そこで先発の座を確保しこれまでリーグ戦67試合に出場。昨季は国内カップ戦で優勝も果たした。なおチェコ代表では各世代のユース代表を経てA代表でもプレーしているところだ。