#1 デジタル広告、あなたもやらなきゃもったいない

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 僕は東京都渋谷区東という町に住んでいます。町の周辺はちょうど渋谷駅から代官山にかけて再開発の真っ只中で、「いつの間に?」というかんじで、路面に新しいお店ができていたりします。この、いつの間に?というのは、お店にとってはチャンスロスですよね。お店のすぐ近くに住む見込み客に、このままずっと気づいてもらえないなんて。で、それ解消できると思うんです。デジタル広告で。でもなぜか、ほとんど誰もやってないんですよね。

 デジタル広告、平たく言えばWEB広告あるいはインターネット広告の普及によって変わったもの。いろいろありますが、最も大きく変わったのは、広告主の数です。広告といっても本屋さんの店員が手書きで本の解説を棚にペタッと貼ったり、魚屋さんが鯛に3千円の値札を付けるのもPOPと呼ばれる立派な広告ですが、何らかのメディアにお金を払って広告表現を露出し多くの人の目に触れるようにする、狭義の広告主が増えたんですね。

成果は予算に比例するとは限りません
 広告の花形と言えばTVCMですが、これは大変なお金がかかります。首都圏や全国だとCM素材の制作費と媒体費合わせて1億円以上はかけないとほとんどの人の目に触れないまま終わるでしょう(業界用語で「蒸発して終わり」などと呼ばれる状態)。

 地方ローカルでも1千万円〜数千万円といった費用感です。そして、それだけ予算を投じて必ずそれを超えるだけの収益は見込めるのか?というと、そうとは限りません。広告にお金をかけすぎて倒産する企業も少なくはありません。地域に根ざした英会話学校とか弁護士事務所などは電車の車内広告などをよく利用するようですね。交通広告、OOH(Out of home)と呼ばれるいわゆる看板や、新聞、チラシなどにしても、小さな会社にとっては大きな投資で、それに見合う収益があるかはなかなか見えないものです。

 つまり、広告というのは参入障壁が高かったんです。

 それを打ち壊したのがデジタル広告です。なにしろ、個人でも世界に向けて広告が打てるのですから。

伝えたい人に限って発信できるという強み
 インターネットというと、「世界に向けて」といった言葉がよくくっついてきますよね。「あなたの映像を世界が見るのだ」といった。まあ物理的には可能でしょうが、もしあなたの営んでいるお店が、ドバイの富豪にまでお客として来てもらおうとでも思わない限り、世界に向けて広告を発信する意味はありません。むしろ、自分のお店に来てくれそうな、商圏に住んでいる人やその地域の会社に通う人にだけ限って発信できる、そういった柔軟性、ターゲットの限定性がデジタル広告の強みです。

 想像してほしいのですが、あなたのSNSタイムラインにご近所にお店ができた、あるいは知ったお店がセールをやっている、といった広告が出てきたら、普段見ている広告よりも気になって目をとめませんか?データがあるわけではないですが、大企業がガーッとバラ撒く広告よりも注目度は高くなるように感じます。

 デジタル広告の強みを活かせれば、個人や個店レベルできっと大きな収益増が見込めるでしょう。

いくつかのケーススタディーで具体的に考えてみましょう
 僕は大小さまざまな企業や自治体の、TVCMからデジタル広告、店頭まで全ての広告に携わるクリエイティブディレクターです。自分の仕事にデジタルを採り入れたのは日本でもかなり早かった方だと思います。デジタル広告にはいろんな強みがあるものの、大企業と言えどそれを活かしきっているところは非常に少ないです。進化や変化が起き続けていて、理論先行で現場が付いていけないのです。ただ、僕は現場出身のクリエイティブディレクターですから、なんとかかんとかカタチにし、さらに自分流のデジタル広告テクを開発することで、商品やサービスの売上げを急増させることができるようになりました。