斎藤工

写真拡大 (全12枚)

麻薬取締法違反の罪で起訴されたピエール瀧(本名・瀧正則)被告が出演している映画『麻雀放浪記2020』の初日舞台あいさつが、5日の都内で行われ、主演の斎藤工、監督の白石和彌氏らが登壇した。

瀧被告が逮捕されたのは、先月12日のこと。映画公開まで1カ月を切ったタイミングから、幾たびの協議が重ねられ、出演場面"ノーカット"のままで計画どおりの日程で封切りとなった。

なお、舞台あいさつ終了後には、きのう4日に保釈された瀧被告について、斎藤と白石監督が言及する場面もあった。

斎藤は「あの一件があってから(瀧被告が)保釈されたと聞いても、気持ちが変わることはない」といい、共演者としての思いを改めて口にした。

「ご自身も、これだけ大きな波紋が広がることを想像できたとしても、いざ目の当たりにして初めて実感されているんじゃないかなと思います」

「僕はこれまで、白石監督と一緒にたくさんの取材を受けてきました。そんなところで、皆さんから厳しい質問もありました。監督はその質問に真摯に受けている姿を間近で見てきました。ピエールさんにはその姿こそ、見てほしいなと思います。また今は、本当に猛省していただきたいと思っています」と重ねて伝えた。

「キャストとスタッフの信頼の上で成り立って、公開や放送までのプロセスに辿り着く。僕はこの作品を通して深く考えました。この作品が出した結論、もちろん特殊なケースかもしれませんが、なにかの答えがあるように思えていて、同じ映画人や放送に携わる方々への希望になることを願っております」と心の内を明かしていた。

会場には、ベッキー岡崎体育、音尾琢真、竹中直人、「チャラン・ポ・ランタン」のもも、バニーガール役の鈴木ふみ奈、水口美香、ふんどしダンサー役の藤田晋之助、橋本侑哉、シークレットゲストの舛添要一氏らも登壇。舞台あいさつを繰り広げていた。

▼ 「麻雀放浪記2020」初日舞台あいさつより

(写真左から)舛添要一氏、ベッキー斎藤工






▼ 映画『麻雀放浪記2020』特報(ロングver.)


■関連リンク
映画『麻雀放浪記2020』 - 公式WEBサイト