XFN-ASIAによると、米資産運用会社レッグ・メイソンは、米金融最大手シティグループの資産運用部門の大半を取得すると先週発表したが、この買収に関連して、従業員300-400人を削減する計画だ。同社関係筋が8日、明らかにした。同計画によると、同社が解雇するのは資産運用部門の一部従業員で、退職金支払い総額は約3000万ドル（約36億円）。解雇は1年以内に終了する見込み。

　　レッグ・メイソンは、同社の証券ブローカー部門とキャピタル・マーケット・ビジネス部門をシティグループの資産運用部門の大半と交換する総額37億ドルの取引にシティグループ側と合意していた。合意は6月に行われたもので、レッグ・メイソンによると、取引は12月1日に完了した。【了】