三菱自動車が2006年１月に開かれるデトロイト・モーターショーに出展する４輪インホイールモーター駆動の次世代型電気自動車（上）と新型オープンカー「エクリプス・スパイダー」のイメージスケッチ。（提供：三菱自動車）

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三菱自動車<7211>は、2006年１月８日から米ミシガン州デトロイトで開かれる北米国際自動車ショーに、スポーツコンパクト車のコンセプトカー「MITSUBISHI Concept-CT MIEV」と、オープンカーの新型「エクリプス・スパイダー」を世界で初めて披露する。毎年、世界各国の自動車ショーに先駆けて開催されるデトロイト・モーターショーでは、その年の自動車業界の傾向を占うことができる。

　今回三菱自が出展する「MITSUBISHI Concept-CT MIEV」は、リチウムイオン電池をコア技術とし、モーターをホイール部に内蔵した４輪インホイールモーター駆動の次世代型電気自動車。同車は、カリフォルニア州にある三菱自の北米デザインスタジオが担当したコンパクトサイズのスポーツハッチバック車で、三菱自が初めて提案するコンセプトモデル。

　また、新型オープンカーの「エクリプス・スパイダー」は、05年の同モーターショーで発表した「エクリプス」のオープンモデル。スイッチ操作で自動開閉する幌（ほろ）と、新たに幌の格納蓋（ぶた）を用意、洗練されたスタイルになった。生産はイリノイ州の北米三菱自動車で、06年春から北米での発売が予定されている。【了】

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