かき氷2倍、エアコン7割増…。それでも“猛暑消費”の不安
松屋銀座(東京都中央区)では6月末から足元にかけての日傘の売り上げが前年比20%増、サングラスが同15%増と伸びている。特に日傘は男性向けが去年は夏を通じて10本だったが、今年はすでに30本超が売れている。また、1日から18日の客数は同15%増で「外は暑いので、涼しい店内で買い物しようと考える人が増えているのでは」(広報)と推測する。
ビックカメラではここ数日、エアコンの売れ行きが同60―70%増で推移。アイスクリームメーカーや流しそうめん機といった、涼しさを感じられる家電の販売も好調だ。500リットル以上の大容量冷蔵庫の販売高も同20%増で「エアコンを使わない家では室内温度が上がっており、故障による買い替え需要もあるのでは」と見る。
ファミリーマートでの直近1週間の売れ行きは、フラッペ(かき氷)が同2倍、冷凍ペットボトル飲料が同60%増だった。ローソンでは先週の実績で1・5リットル以上のソフトドリンクが同20%増、サンケア商品が同35%増と、いずれも大きく伸びている。
もっとも猛暑がもたらすのはプラス効果だけではない。関西のスーパーマーケットの幹部は「朝と夜はともかく、真昼にお客さんが来なくなっている」と嘆く。スーパーでは「農作物に及ぼす影響も懸念される」(日本チェーンストア協会)。
