1994年の今日、32bitゲーム機の先駆け「3DO REAL」が発売されました:今日は何の日?
おもなできごと

・1994年3月20日、松下電器産業(現:パナソニック)が32bitゲーム機「3DO REAL」を発売

・2015年3月20日、メガソフトがテキストエディター「MIFES 10」を発売

・2015年3月20日、日本通信がSIMフリーAndroid機「VAIO Phone」を発売

・2017年3月20日、沖縄セルラーが家庭用水耕栽培キット「やさい物語」を発売3月20日は「電卓の日」。電子式卓上計算機、つまり電卓の生産数量が年間1000万台を突破したことと、国産の電卓発売から10年という節目となることから、日本事務機械工業会(現:ビジネス機械・情報システム産業協会)が1974年に制定。ちなみに国産第1号はシャープの「コンペット CS-10A」で、1964年3月18日に発売されました。日付はこれにちなみ、覚えやすい日ということで3月20日になっています。

過去のできごとで気になったのは、松下電器産業の「3DO REAL」発売(1994年)。スーパーファミコンやメガドライブの全盛期に、32ビット機としていち早く登場したゲーム機です。ゲームプラットホーム開発会社の3DO社による規格で、ライセンスを供与し、ハードウェアメーカーが本体を発売するという形をとっていました。これの最大生産メーカーとして参加したのが、松下電器産業。当然日本でも発売されたのですが、肝心のゲームソフトがあまり出なかったこともあって、発売当初から影が薄めでした。同年11月にはセガサターン、さらに12月にはプレイステーションが登場したこともあって、競合機との争いに勝てず1996年に撤退となりました。とはいえ「スーパーストリートファイターII X」や「Dの食卓」など、ヒットしたゲームもあります。

もうひとつ気になったのは、日本通信の「VAIO Phone」発売(2015年)。SoCにSnapdragon 410、2GBのメモリー、1280×720ドットの液晶と、スペック的にはエントリーからミドルクラスとなるスマホでしたが、税込みで5万円を超える価格は割高に感じてしまうものでした。Atomなどではなく、Snapdragonだったのはよかったのですが。また、VAIOと名がついているもののデザインにはそれらしい部分がなく、性能も微妙。多くの人が肩透かしをくらった気分になったのも印象的でした。一番盛り上がったのは、外箱が発表されたときでしょうか......。

去年の今日から気になる記事をピックアップ


・大容量バッテリー搭載「ZenFone Max」がMiitomoも快適に遊べてコスパ高し


去年の今日は記事がなかったので、一昨年から。

約3万円(発売当時)で購入できる「ZenFone Max」の話題です。2GBのメモリーや16GBのストレージを備えたSnapdragon 410機で、5.5インチのエントリークラスとなるモデルです。解像度が1280×720ドットだったり、Wi-Fiが11n止まりだったりという点は相応ですが、5000mAhの大型バッテリーを搭載し、長時間駆動が可能というのが魅力でした。また、ユニークなのが別の機器を充電するモバイルバッテリーとしても動作すること。この機能を使うことがあるのかは別として、緊急時に他の人のスマホを充電してあげられるというのは、なかなか面白いです。