ソフトバンクがiPhone 8などの発売記念セレモニーを開催!

ソフトバンクは22日、都内にある直営店「ソフトバンク銀座」にて、本日発売されるApple製スマートフォン(スマホ)「iPhone 8」および「iPhone 8 Plus」、同社製スマートウォッチ「Apple Watch Series 3」の発売を記念したセレモニーを開催しました。

iPhoneシリーズの発売日にはソフトバンクのみならずNTTドコモやau、そして家電量販店などでも毎年長蛇の列ができ、この時期の風物詩ともなりつつありますが、今年はその状況にも少々変化があったようです。


スタッフ総出でセレモニーの準備を行うソフトバンク銀座


■今年は行列がない!? 異例の発売日に
前述したように新型iPhoneの発売日には各販売店の前に長蛇の列ができるのが毎年の恒例となっていましたが、筆者が店舗前に到着した朝6時30分頃に並んでいた人は……たったの6人!店舗前に集まっていた取材陣や店舗スタッフの方が何倍も多くいたほどです。


スタッフが持つ「先頭」と「最後尾」のプラカードがこんなに近いとは……


このような状況となった理由は同時に発表された「iPhone X」の影響でしょう。初代iPhone登場から10周年を記念したプレミアムモデルとして特別に作られた本機はiPhoneのアイデンティティーでもあったホームボタンを廃した全画面ディスプレイとするなど、見た目にも斬新なハイエンド製品としてラインナップされましたが、その発売は11月3日を予定しており、iPhone 8やiPhone 8 Plusとは別発売となったことから、通常モデルであるiPhone 8/iPhone 8 Plusの購入を見合わせる人が少なくなかったようです。

7時30分になると購入客の店舗への入場が開始され、いよいよセレモニーのカウントダウンとなりましたが、その時点でも並んでいたのは10名ほど。契約手続きの効率化から店舗での引き渡し時間が予約制となったり、SIMフリー版がApple Storeでも取り扱われるようになったことなども、大手移動体通信事業者(MNO)の直営店などであまり行列を作らなくなった理由かもしれません。


購入客はセレモニー会場最前列へ招待された


■名物iPhoneユーザーの登場や新CMで盛り上がる!
セレモニー冒頭では、かつてiPhone 3G発売日に「世界的ですもんね、乗るしかない、このビッグウェーブに」の名言を生んだButch氏が購入者代表として登壇し、コメントを求められる場面も。司会者に「新しいiPhoneに期待することは?」と聞かれるも「いや、特に何も。毎年買ってるので……(笑)」と、もはや新型iPhoneが出たら買うのが当たり前といった様子を見せて笑いを誘う場面もありました。


お馴染みの派手なモヒカン姿で登場したButch氏


その後ソフトバンク代表取締役社長兼CEOの宮内謙氏やゲストとして白戸家のCMでお馴染みの上戸彩さん、そして新CMに登場される古田新太さんが登壇し、発売時間までのカウントダウンをともに行うことに。

上戸彩さんはこれまでのソフトバンクのCMの思い出などを語りつつ、新CMで今までのCMシリーズが終了してしまうような状況となっていることに困惑しつつ、古田新太さんに「何か知ってるんですか?」と尋ねて「今は話せないんだよなぁ」ととぼけられる場面も。宮内社長も新CMの展開について「今後をお楽しみに」と笑顔で答えていました。


左から宮内謙社長、上戸彩さん、古田新太さん



新CMの展開で盛り上がる2人



どうやら新CMは新サービス「みんな家族割」と関係しているようだが……?


■ストレスフリーをめざすソフトバンクのiPhone新戦略
ソフトバンクは今回のiPhone 8/iPhone 8 Plusの発売に合わせ、さまざまな新サービスやキャンペーンを展開しています。最新のiPhoneシリーズが最大半額で買える「半額サポート for iPhone」や通信データ容量50GBで月額7,000円となる「ウルトラギガモンスター」、そのウルトラギガモンスターが更にお得となる「ギガ楽しもうキャンペーン」、ウルトラギガモンスターが最大で月額2,000円割引され最大月額5,000円で利用できる「みんな家族割」など、大容量通信を安心して使える戦略に特化させてきた印象です。


年々高額化するiPhoneもこれなら安心して買える



ただでさえお得なウルトラギガモンスターが新規加入ならさらにお得に!



血縁関係がなくとも同じ住所であれば割引が適用されるのが本サービスの大きな特徴



最新のiPhoneを思う存分楽しめるプランとサービスを詰め込んできたソフトバンク



9時になりカウントダウン終了とともに新型iPhone発売を盛大にお祝い


宮内社長はセレモニー終了後「今度の戦略のコンセプトは『ストレスフリー』。すべてのプランがそのためにある。ユーザーが使いやすいプランを」と述べ、新型iPhoneを契機に通信速度や通信容量でユーザーが利用を控えたり不安を感じたりしないような戦略を取っていく姿勢を示しました。

実際に昨年ギガモンスターを導入した後の調査では、10代の契約者の約9割がギガモンスターを選択しており、またそのギガモンスター契約者の中でも3割の人が容量上限を超えて通信速度制限を受けた経験があると答えたことなどを挙げ、「50GBあれば実質無制限に楽しめるのではないか」と新サービスに自信を見せていました。


わずかにピンクがかったiPhone 8のゴールドモデル



表面はiPhone 7と酷似しているが裏面は美しいガラス張りに変更されている



同日発売された「Apple Watch Series 3」の姿も



iPhone Xの話題に隠れてしまった感の強いiPhone 8/iPhone 8 Plusだが、そのポテンシャルはiPhone Xとほぼ変わらない




記事執筆:あるかでぃあ


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