iPhone 6s/6s Plusの16GBモデルでメモリ不足にならない必須テク

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iPhone 6sとiPhone 6s Plusが発売されましたが、iPhoneは価格が高い点が悩み種ですね。特に初めてiPhoneを使う人は、「価格の安さや」「あまり使わないだろう」と最安の16GBモデルを購入する人も多いのではないでしょうか。

しかし、iPhone 6sで撮影した写真データサイズは、iPhone 6と比べて約50%も増えているのをご存知でしょうか。
さらに、iPhone 6sの新機能「Live Photos」は、通常の写真の約2倍のもデータサイズになります。

iPhone 6sとiPhone 6s Plusのカメラは、1,200万画素に性能アップしています。キレイに撮影できる反面、写真1枚のデータ容量も増えてしまうのです。さらに、4Kのビデオ撮影ともなると、1分間の撮影で約375MBものデータ容量が必要となります。

写真や動画以外にも、当然、アプリなどをダウンロードすれば、本体のメモリの残りは少なくなります。
やがて「写真を保存できません」と、本体メモリの空き容量が足りなくなったと警告が表示されてしまいます。

こうなると、高性能で便利なiPhoneも何も出来ない「文鎮」となってしまいます。
価格が安い16GBモデルには、安いにはワケがあり、こうした落とし穴があるのです。

しかし、「えー、もう16GB買っちゃった…」とあきらめる必要はありません。

iPhone 6sシリーズの16GBモデルでも、写真や動画をバンバン撮れる使い方があるのです。

●写真や動画が大好きっ子さんの救世主はコレだ!
その救世主となるのはGoogle フォトです。
Google フォトは、iPhoneやAndroid、パソコンなどからアクセスすることで使えるクラウド(ネット)上のストレージ(記憶エリア)です。しかも、このGoogle フォトは、保存容量が無制限と、無料でいくらでも使うことができるのです。
動画も、最大サイズがフルHDにリサイズされますが、無制限で保存できます。
※元サイズのままで動画を保存したい場合は、1つのGoogleアカウントで15GBまでなら無料で保存できます。

撮った写真や動画は、どんどん自動でGoogleフォトにアップロードして保存し、本体に写真や動画をため込まなければ、16GBモデルのiPhoneでもメモリ不足になることはありません。

●保存だけじゃない! 楽しい機能も搭載
Google フォトは、ただ写真や動画をクラウド(ネット)に保存できるだけではありません。

お気に入りの写真を組み合わせてコラージュ写真を作ったり、撮影場所や日付ごとのアルバムを自動で作成してくれたり、便利な機能があります。さらに、友達や恋人、家族など、旅行やイベントで撮ったたくさんの写真をグループでシェアしたり、自由にダウンロードしたりできるのです。

写真を撮影した時の人数が多ければ多いほど、とても役立つ機能になります。


左が自動ストーリー作成アルバム、右がコラージュ作成写真


●本体写真の削除を忘れないようにしよう
写真や動画はGoogleフォト内へコピーされ、本体側の写真や動画は削除されないので注意が必要になります。

アップロードしたからと本体の写真や動画を削除しないままでいると、アッという間に容量不足になるので、気をつけましょう。

本体に保存した写真や動画の整理にもつながり、いつでも本体容量がスッキリしますね。


左がGoogleフォトへアップロード画面、右が本体写真削除画面


Googleフォトを活用すれば、“撮影したい時に容量がない…”と撮りたい瞬間を逃すことなく、16GBのiPhoneでも本体容量を気にすることなく使いこなせますよ。


にゃんこ