日本フランチャイズチェーン協会（本部・東京都港区、加藤充会長）が20日に発表した５月のコンビニエンスストア売上高（協会会員11社の既存店ベース）は、前年同月比2.9％減となり、22カ月連続でマイナスとなった。来客数も同1.0％減と３カ月連続マイナスで伸び悩み。

　東日本、西日本ともに降水量が多かったことが要因で、全店ベースの売上高は、6014億6500万円で前年同月比0.1％の微増。新規開店を除いた既存店ベースでは、5522億9900万円（同2.9％減）で22カ月連続で前年を下回った。

　全店ベースの来客数は、10億2939万4000人（同1.2％増）で２カ月ぶりのプラスとなったが、客単価は565.6円（同1.2％減）で10カ月連続マイナス。

　既存店ベースの来客数は、9億5170万6000人（同1.0％減）で３カ月ぶりのマイナス。客単価も、567.2円（同1.1％減）で10カ月連続前年を下回った。

　雑誌・書籍やタバコなどの非食品は前年を3.3％上回ったが、各種チケットの販売やコピーなどサービスが8.9％減と前年を大きく割り込んだ。【了】

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