先週、復興庁が正式に発足しました。平野復興相の下に副大臣2名を置き、霞が関に本庁を、また盛岡、仙台、福島各市などの被災地の6カ所に支所を置く組織です。しかし、この復興庁は、まず復興庁そのものが必要なのかという議論はさておき、復興の促進がほんとうに期待できるものかどうかについては、基本の構えから疑問を感じさせます。疑問は、なぜ本庁が東京になければならないのかです。さらに各省庁から人材を集め、縦割り行