野田首相が米国でオバマ大統領と会談したのは、つい1ヶ月半ほど前のこと。しかし、その会談がトリガーになったのか、野田政権の親米ポチ化が、いくつかの部分で顕在化してきた。ひとつは普天間問題である。オバマは野田首相に、「強い口調で普天間問題を進展させるよう首相に詰め寄った」と報ぜられている。このことが事実かは別として、その後の野田政権の動きは、どじょうどころか「ねずみ」のように素早い。矢継ぎ早に川端達夫