――世界的に展開されている強みがあるわけですね。レポートというのは誰でも見られるのですか。

はい、ホームページに掲載されているものは誰でも見ることができます。為替というのは、今インターネットがありますので、数字だけを見ようとすればいくらでもあると思うのですが、それをアナリストなどが分かりやすく解説し、いかにお客様に提供できるかというのが情報の差となります。そこの部分に関して他行に負けないと自負しています。ホームページに掲載されているレポートが情報の全てではありませんので、やはり、直接聞いていただくことが一番の情報提供だと思います。

――アベノミクスとの関連では、資産運用のポイントはどのようなことになりますでしょうか。

マーケットが盛り上がっているからこれに乗っからなくちゃといってやみくもに始めるということではないと思います。具体的にどういうところにリスクがあるのかを知った上で投資するというのは、的確なアドバイスが必要だと思います。

銀行では預金だけでなく、保険や債券も取り扱っております。多くの品揃えを1人の担当者にご相談いただけるというのも、初心者の人にとっては入りやすいのではないかと思います。

――分かりました。尾河さんに引き続き、貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。