職場恋愛には気をつけろ!? 昼ドラよりリアルなドロドロ劇




「職場恋愛」と聞くと、「ヒミツの関係」というイメージもあり、一生に一度は体験してみたいシチュエーションなのではないでしょうか。実際に職場恋愛しているカップルも多く、結婚のきっかけとしても常に上位に食い込んでいます。しかし、職場恋愛中に万が一、ほかの同僚に手を出そうものなら……。想像を絶する修羅場が待っていることは間違いありません。昼ドラよりもリアルにドロドロな状況に陥ってしまった職場恋愛のなれの果てを調査しました。



■職場恋愛から結婚→別居→離婚となってしまったAさんのケース



Aさんは同僚だったBさんと職場恋愛の末に結婚。結婚後もそのまま働き続けました。



ところが、奥さんのBさんがAさんに対して執拗なほどの嫉妬心を見せて、ほかの女子社員とAさんが職務上の会話をすることさえ許せないほどの域に達してしまったのです。AさんとしてはBさんがその調子では仕事にならず、何度となくBさんを説得するも聞き入れられることはなく、ついには別居生活へ。



Bさんが仕事を辞めてひと段落するのかと思いきや、いま世間をお騒がせしている芸能人夫婦のようなストーキング行為でAさんを精神的に苦しめ、Aさんは心を病んで休職に追い込まれてしまいました。



その後、Aさんが離婚調停を申し込み、裁判の末に離婚が成立しましたが、心の回復には至らず、Aさんが復職することはありませんでした。



■同じ職場内で次々に男を変えたCさんのケース



Cさんは見た目も地味で、常に男性にチヤホヤされるようなタイプではありませんでした。彼女がハンターに豹変するきっかけとなったのは、同僚のDさんの彼氏を寝取ったことです。二人を比較すれば、十中八九「Dさんのほうがかわいい」と評価される環境下での「略奪愛」が、Cさんを変えたのかもしれません。



このときの略奪の対象の男性は、二人の上司です。味を占めたCさんは、短い期間でその上司との関係を切り上げて、同じ職場の男性を片っ端から渡り歩きました。



Cさんが男を捨てる度に、捨てられた男性社員は次々と退職してしまい、「Cの通った後には草一本残らない」と周囲で囁かれるようになるほど。



さすがにそこまで行くと会社側も動かざるを得なくなり、Cさんは女性ばかりの部署へ異動に。それでも懲りることなく、Cさんは他部署の男性と職場恋愛を続けていて、会社側も「もうどうしようもない」と半ばあきらめムード。当然、女子社員からの評判は最低で、「あんな女のどこがいいのかサッパリわからない」と総スカンですが、本人は相変わらずケロっとしているとか。



■嫉妬の果てにセクハラ&パワハラでクビになったEさんのケース



部内の人事編成権を持っていたEさんは、アルバイトで入ってきた女の子が自分の好みだといつも自分の部下に配置し、常時社内に彼女かセフレ、あるいはその両方がいる状態。



見た目も悪くなかったのでまず失敗することはなかったのですが、Fさんだけは思うようにいきません。Fさんは、同じ部署の別の男性社員と付き合っていたのです。



Eさんは激しく嫉妬し、Fさんに対して「なんであんな奴と付き合っているんだ。俺の言うことを聞かないならば、配置転換にするぞ」と脅しました。このことがFさんの彼氏を通じて社内で明るみに出て、Eさんはセクハラとパワハラを行ったということで謹慎処分に。



するとEさんの部下の女性達から次々とEさんの所業がバレてしまい、Eさんは謹慎処分が解けることなく解雇となりました。



職場にいる時間の長い日本人の習性から考えれば、職場恋愛が成立するのは当然ともいえます。しかし、トラブルが起きたときに大変な目にあうことを忘れてはいけません。順調なうちはよいのですが、隠していた関係が会社にバレた場合の処遇から、別れてしまった場合の対処など、「諸刃の剣」的な側面も持ちます。職場恋愛中の皆さん、どうかお気をつけください……。



(OFFICE-SANGA yanagi)