インテルに所属するオランダ代表MFヴェスレイ・スナイデルは19日、ワールドカップ(W杯)グループE第2節で日本代表と対戦する。

初戦のデンマーク戦で白星を飾ったオランダであるが、そのパフォーマンスには多くの人が満足していないようで、大きな批判を集めているところだ。しかし、スナイデルは特に問題視していない。

オランダでの騒ぎについて尋ねると、スナイデルは次のように語ってくれた。

「オランダだと、6−0や7−0で勝たないと喜んでもらえないんだ。プレーは美しくなければならない。それがアヤックスの伝統であり、すべてのオランダサッカーのベースにあることだ。大量得点で勝たないと、翌日に勝利を称えられることはないね」

しかし、スナイデルの考えは違うようだ。

「インテルで1シーズンを過ごしてみて、僕はたくさんのことを理解した。僕たちはチャンピオンズリーグで結果だけしか残していない試合をいくつかやったね。でも、最終的に優勝トロフィーを手にした。そうなったら、それまでのことをとやかく言う人はいなくなるんだ。W杯で優勝したい。もちろん、良いサッカーができればベストだけど、そうならなくたって優勝できたら同じようにうれしいね」