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ハイセンスジャパンは11月13日、4K対応液晶テレビ「World Cup Official TV」を発表した。65V型(型番:HJ65N8000)と55V型(型番:HJ55N8000)の2機種となる。発売は12月中旬で、価格はオープン。推定市場価格(税別)は、65V型が25万円前後、55V型が17万円前後となる。

ハイセンスは今年(2017年)の4月から、2018年6月〜7月に開催を予定する「FIFAワールドカップ・ロシア大会」のテレビのオフィシャルスポンサーとなり、130カ国、200地域以上でブランディング活動を展開している。

日本国内でも、ワールドカップのオフィシャルスポンサーとなったことを最大限に活かし、新型テレビの発売に合わせて12月中旬にオープン懸賞を実施する。加えて2018年春から、ワールドカップ開催期間にも別途キャンペーンを企画する予定だ。

World Cup Official TVは、ハイセンスがスポンサーシップを記念して販売するフラグシップモデル。テレビの電源を入れるとワールドカップのロゴが表示される、特別仕様の2018年限定モデルとなる。正面だけでなく背面など360°から見ても、インテリアに映えるシャープなデザインと、1.5cmの超狭額縁による高い没入感を実現した。

特に65V型は、ハイセンス独自のULED技術を駆使した、スポーツの素早い動きに最適化して画面描画する視聴設定「スポーツモード」を搭載する。

ULEDのUはUltraの略で、液晶パネルにKSF(フッ化物蛍光粉末)を採用してDCI P3比95%の色再現を達成した「ウルトラカラー」や、1画面内でバックライトの明るさを部分駆動させ、色とコントラストを高度に表現する「ローカルディミング」によって、4K/HDR高画質の魅力の最大化を図る技術。ローカルディミングは65V型のみに搭載する。

スポーツモードは、ULED技術で得られる「ウルトラカラー」「ウルトラコントラスト」「ウルトラモーション」という3つの機能により、選手やボールの動きを少ない残像感と豊かな色再現で、スムーズかつダイナミックに映し出す(ウルトラコントラストとウルトラモーションは、ローカルディミングによって実現)。

画面の下部にはウーファーを含めた3つのスピーカーを設置。Dolby AudioとSUPER BASSにより迫力のある重低音の再生も堪能できる。

このほか、国内での展開に合わせ、NETFLIX、YouTube、acTVila、TSUTAYA TV、U-NEXT、ひかりTV、クランクイン!ビデオというの7サービスのVODサービスを搭載する。

65V型と55V型の主な違いは、画面や本体のサイズ、重量、消費電力のほか、65V型ではローカルディミング(部分駆動)や倍速駆動への対応。スピーカー数が同じ3基ずつだが、音声出力は65V型が45W(15W+15W+15W)で、55V型は30W(10W+10W+10W)となっている。このほかは基本的に同じだ。

画素数は3,840×2,160ドット(4K)でHDR対応、ピーク輝度は1,000nit。VAパネル採用、バックライトはエッジ型。チューナーは地上・BS・100°CSデジタルを2基ずつ搭載、CATVパススルー方式をサポート。パネルコントラスト比は4000:1、視野角は上下左右ともに178°、応答速度は8ms、Smooth Motion Rateに対応。Anyview CastやAnyviewホームリンクといった独自の便利機能を搭載するほか、外付けHDDへの裏番組録画も可能だ。

入出力端子はビデオ入力×1、HDMI入力×3(HDMI 4K入力対応)、MHL対応×1(HDMI入力1)、ARC対応×1(HDMI入力2)、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン出力×1、USB 3.0×1、USB 2.0×1、有線LAN×1。本体色は前面がシルバーで背面がヘアライン/ブラック。

本体サイズと重量は、65V型がW1447×D48×H849mm(W1447×D353×H936mm)/28kg(31kg)。55V型がW1230×D48×H728mm(W1230×D262×H801mm)/21kg(23kg)となる。いずれも、カッコ内はスタンドを含む場合。

ゲストで応援に駆け付けていたラモス瑠偉氏は、「全国の小中学校を回ってコーチしているが、子供たちがテレビの前で好きな選手を見るときに、World Cup Official TVなら選手の動きまでよく見える。上達するには上手な選手のプレイを見て真似するのが一番大事。つまり、今年のクリスマスプレゼントはこれで決まりだね!」と笑顔でコメントした。