27日、韓国の裁判所が韓国政府に対して、対馬の寺から盗まれた仏像を韓国の寺に引き渡すよう命じた問題について、中国のネットユーザーも関心を寄せている。資料写真。

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2017年1月27日、韓国の裁判所が韓国政府に対して、対馬の寺から盗まれた仏像を韓国の寺に引き渡すよう命じた問題について、中国のネットユーザーも関心を寄せている。

複数の韓国メディアによると、韓国の大田地方裁判所はこのほど、2012年に対馬の観音寺から盗まれた金銅観音菩薩坐像(文化財に指定)について、保有する韓国政府に対して忠清南道の浮石寺に引き渡すよう命じる判決を下した。

裁判所は判決で、「証拠と証言、調査から、金銅観音菩薩坐像が浮石寺の所有であるという事実を十分に推定することができる」とし、「正常でない状況で搬出された過程を経た」としながらも、「大韓民国は原告(浮石寺)に引き渡す義務がある」とした。浮石寺は「仏像は14世紀に倭寇に略奪されたものだ」と主張していた。

この判決に、韓国国内では疑問を呈する声がある一方、「正義の泥棒だ」「満足できる判決」など、歓迎の声も多く聞かれたという。韓国外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は「検察が判決内容を詳しく分析し、関連法に基づいて必要な措置を取る」としていたが、韓国・YTNによると、韓国政府が控訴状を提出したことが分かった。

では、この問題について中国のネットユーザーはどう見ているのか。「窃盗VS強奪ってことか」など両者を批判するコメントや、韓国の裁判所の判決を支持するコメントもあるが、最も多いのは韓国を批判するもので、「泥棒を派遣して持ち帰り、我が国のものだと判決を下す…」「日本よりひどい国があったのか」「恥知らず(日本)がそれ以上の恥知らず(韓国)に出くわした」といった批判や、「韓国が強大になったことがなくてよかった。さもないと、全アジアの文明が持っていかれる」とやゆする声が寄せられている。(翻訳・編集/北田)