出産後も働く女性が増えたことで、幼い子どもを預ける保育所のニーズが首都圏を中心に高まっている。特に、保育料の安い「認可保育所」の入所希望者は定員を上回っている状況だ。厚生労働省によると、希望する保育園が満員だったなどの理由で入所できなかった「待機児童」の数は、2012年4月に全国でおよそ2万5千人もいたという。このような状況の中、保育所を探す保護者たちの活動、俗に「保活」が年々、エスカレートしているとい