今年の全英オープンは、タイガー・ウッズ時代が始まって以来、初めて迎えたタイガー不在のメジャーだった。開幕前、英国の地元紙は「今のところ何一ついいニュースがない大会」とまで書いていたほど、盛り下がりが懸念されていたのだが、蓋を開けてみれば、盛り上がり感・満載の大会だった。盛り上げ役の筆頭は、言うまでもなくグレッグ・ノーマン。元々、優勝争いなどする気は毛頭なく、クリス・エバートとのハネムーンの仕上げと