「阪神5−4ヤクルト」(27日、甲子園球場)ようやくチャンスが巡ってきた。絶対に手放すわけにはいかない。阪神・小幡竜平内野手は静かな闘志を内に秘めながら、平常心を保っていた。「頑張りすぎて、空回りしないようにというのだけは意識しました」。4月6日・ヤクルト戦(神宮)以来、17試合ぶりの先発起用。やってきたことを信じて、バットを振った。二回2死一、二塁。2点ビハインドの場面で1打席目を迎えた。