天の川銀河の中心部は、恒星が棒状にまとまった構造をしています。このような構造を持つ銀河は「棒渦巻銀河」と呼ばれます。棒渦巻銀河の形成には、シミュレーションによると数十億年かかると考えられています。しかしCAB(スペイン宇宙生物学センター)のLuca Costantin氏などの研究チームは、誕生から約21億年しか経っていない宇宙に、棒渦巻銀河「ceers-2112」を「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」の観測データから発見しまし