21日の債券市場で、先物中心限月6月限は続伸した。前日の欧米債高が支えとなったほか、この日に日銀が実施した4本の定例の国債買い入れオペは全体的に無難と受け止められ、需給安心感をもたらした。 米国市場では20日に発表された週間の新規失業保険申請件数が市場予想を上回るなど、一連の経済指標を受け、米国の景気の先行きに対する慎重な見方が強まった。安全資産と位置付けられる国債に資金を振り向ける流れは円