21日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は続伸した。前日公表の一連の米経済指標が低調な内容となり、米国の長期債相場が上昇(金利は低下)したことが支えとなった。 米国における週間の新規失業保険申請件数が市場予想を上回った。フィラデルフィア地区連銀の4月の製造業業況指数のマイナス幅が前月から拡大するなど、米国景気の先行き警戒感を強める経済指標の発表が相次いだ。米債高の流れが円債市場に波及するな