「『本麒麟』のポテンシャルはこんなものではない」。キリンビール社長の布施孝之は断言する。同社は第三のビールで「のどごし〈生〉」というトップブランドがあり、本麒麟はこれに麦系の柱が加われば「(市場での)景色が変わる」として投入した。期待通り、本麒麟はのどごしに次ぐ、13年ぶりの大型ヒット商品となった。この要因を「お客さまのニーズを徹底的に追求した」と、マーケティング力の裏打ちがあることを力説する。