上の画像は、北太平洋で撮影された雲の画像です。通常の雲に混じって、船舶の移動で発生した長く細長い雲が存在しています。船舶の移動に伴い、排気ガスが上空に撒き散らされます。そしてその中に含まれる小さな粒子(硫酸塩など)が上空の水蒸気と結びつき、雲が形成されるのです。このような雲は通常よりも明るく、濃く見える傾向があります。画像は2018年8月27日〜28日に、ESA(欧州宇宙機関)の「エンビサット(Envisat)」に