ネクタイを締め、右手にスマートフォン、左手に紙袋を提げて、電車に乗るその姿は、とても「政治」とは無縁に見える。若いビジネスマン、いや下手をすれば、就活中の大学生と言われたって通るかもしれない。 7月25日、新宿駅西口の立会演説会で だがその肩には、白く真新しいタスキが。大きく、彼の名前が書かれている。「都知事選立候補者高橋しょうご」多くの大人が半ば見てみぬふりをする中、ちょうど正面の席に座った