最終18番チップインバーディでこのガッツポーズを見せたが(撮影:福田文平)

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<エビアン・チャンピオンシップ 2日目◇13日◇エビアンリゾートGC(6,428ヤード・パー71)>
 女子メジャー最終戦「エビアン・チャンピオンシップ」は初日中止となった第1ラウンドを改めてスタート。09年、11年大会の覇者・宮里藍は2バーディ・6ボギーの“75”で4オーバーの85位タイと出遅れた。
エビアンチャンピオンシップのリーダーズボード
 1番からスタートした宮里は前半を1オーバーで終えると、後半は11番から3連続ボギーを喫する苦しい展開。15番でこの日初のバーディを奪うも直後の16番、17番と連続ボギー。最終18番はグリーン左サイドからのアプローチを直接放り込んでチップインバーディとしたものの苦しい位置で初日を終えた。
 パットの名手がグリーン上で苦しんだ。ショットは悪くなかったものの、この日は35パットを記録し「スコアにつながらなかったのはそれに尽きる。グリーンの速いところ、遅いところが練習ラウンドの時とは違っていて、特にロングパットの際カップに寄せられず、3パットにしてしまった」と肩を落とした。
 「18番のチップインバーディはおまけみたいなものだが、いい気分で終わることができたので明日にうまくつなげられれば」。ツアー初優勝を飾った思い出の地でのメジャー制覇へ、このままでは終われない。
【第1ラウンドの順位】
1位:宮里美香(-6)
2位T:朴セリ(-5)
2位T:サンドラ・ガル(-5)
2位T:スーザン・ペターセン(-5)
5位:クリスティーナ・キム(-4)
6位T:リンゼイ・ライト(-3)
6位T:リディア・コ(-3)※アマチュア
6位T:カリー・ウェブ(-3)
6位T:ミシェル・ウィ(-3)
10位T:上原彩子(-2)他9名
20位T:上田桃子(-1)他12名
85位T:宮里藍(+4)他15名
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