iPhone5s発表、中国大陸も「世界同時発売」の仲間入り
米アップル(Apple)社は10日、携帯電話iPhoneの新機種となる「5s」と「5c」を発表した。中国メディア・網易は、今回初めて中国大陸が先行発売地域に入ったことと、中国での発売価格について報じた。
記事は「5s」と「5c」それぞれのスペックを紹介。「5s」では処理速度が「5」の2倍になったほか、指紋識別システムを導入したこと、内蔵カメラがさらに高性能化したことなどを挙げた。一方、「5c」の「c」については「colorful」の意味であると説明、『「China」を示すものではなかった』とした。
そして、今回は初めて中国大陸地域が先行発売地域となったこととともに、「5s」が5288元(約8万6000円)から、「5c」が4488元(約7万3000円)からという現地での発売価格を紹介。「5c」は当初予測されていた「廉価版」ではなかったと解説した。
さらに、正規品の価格がかなり割高に設定されたことで、先行発売されたとしても「個人輸入による非正規品市場の存在意義が依然として存在することになりそうだ」と予測した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)