『黒執事』(c)2014 枢やな/スクウェアエニックス (c)2014 映画「黒執事」製作委員会
 累計発行部数1500万部突破、月刊「Gファンタジー」で連載されている枢やなの人気コミック『黒執事』。水嶋ヒロ剛力彩芽出演で大きな反響を読んでいる本作の実写版映画がこのたびクランクアップし、主演の二人のコメントと、劇中のビジュアルが公開された。

 『NANA』の大谷健太郎監督と、アニメ『TIGER&BUNNY』のさとうけいいち監督がタッグを組み撮影された本作品は、原作から約130年後、アジアの都市が舞台のオリジナルストーリー。巨大企業ファントム社を経営しているイギリスの名門貴族ファントムハイヴ家。男子しか当主になれず、そして代々継がねばならない掟に従い、ファントム社を守る末裔の幻蜂清玄(げんぽうきよはる)だが、その正体は男装の少女・汐璃(しおり)だった。そんな彼女に課せられた難事件解決という女王の勅命。この任務と巨額の財産を“ある復讐”に利用するため、汐璃は完全無欠の執事セバスチャンと契約を結ぶことになる。

 4月1日よりクランクインし、北九州、山口などを中心に5月中旬までオールロケ撮影が敢行された実写版。セバスチャンを演じる水嶋ヒロは、シャープに見えるよう体重を50キロ台に落とし、約4ヶ月間に及ぶアクション練習を経て過酷な撮影に臨んだ。彼が身にまとう特注デザインの燕尾服姿などの衣裳のほか、剛力彩芽演じる主人・幻蜂汐璃(げんぽうしおり)のリビングを飾る豪華なシャンデリアやアンティーク家具、燭台、高級食器といったセットに至るまで、作品の美しい世界観を忠実に再現。国内外で高く評価されている原作がどのように実写化されるのか、続報を期待して待ちたい。

■セバスチャン・ミカエリス役:水嶋ヒロのコメント
「1か月半に及ぶ久しぶりの撮影は、コツコツと地道に進んで行く、まるで登山をしているかのような感覚でした。無事撮影を終え、頂上に辿り着いた時と似たような達成感を味わっています。剛力さんが演じる汐璃はとても素敵で、発する言葉から滲み出る苦しみや悲しみを感じる度に鳥肌がたちました。とても輝いていて、その眩しさに少しでも近づけるようにと思いながら取り組んでいました。この作品には超一流のスタッフが集結しているし、皆さんに楽しんで頂ける素晴らしい作品に必ずなると信じています。20代最後の、俳優として頑張る自分の姿が記録されている記念の作品でもありますし、これから公開が終わるまで、引き続き『黒執事』に力を注いでいきたいと思います」

■幻蜂汐璃役:剛力彩芽のコメント
「撮影が終わってしまって、とても寂しいです。撮影していた映像がすごく綺麗でしたので、これからCGなども加わりどういう画になるのか今からとても楽しみです。水嶋さん演じるセバスチャンは、完璧でスマートな役ですが、水嶋さんのお芝居も本当に完璧で、アクションの動きや手の動き一つ一つが綺麗で、この作品の見どころになると思います。私はついていくだけでしたが、本当に主演が水嶋さんでよかったです」

映画『黒執事』は、2014年 新春公開

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『黒執事』 - 公式サイト
@kuroshitsuji_m - 『黒執事』公式Twitter

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