記者会見に臨む藤村修官房長官

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藤村修官房長官は2011年11月18日午後の定例会見で、野田内閣が内閣官房参与への起用を目指している高野博師元公明党参院議員について

「全く予断を許さない。それぞれのご都合、事情もあるようだ」

と、起用を断念する可能性を示唆した。

高野氏の起用をめぐっては、当初は11月7日にも辞令が発令される見通しだったが、11月4日に藤村氏に

「相談したい関係者がまだある」

などと申し出たことから、発令が先送りになっていた。背景には、公明党や同党の支持母体である創価学会との調整不足が指摘されている。