10月13日に発売予定の「Forza Motorsport 4」。究極の「カーゲー」として今までも何回かお伝えしましたが、今回は開発をおこなったTURN 10 スタジオのシニアゲームデザイナーの谷口氏が急きょシアトルより来日、日本マイクロソフトの会議室でインタビューすることが出来ました。



――さて谷口さん、今回発売される「Forza 4」のアピールポイントを教えてください。


谷口氏:今回の「Forza4」では新しい機能として次の4つがあげられます。


?バーチャルハンドリング
?オートビスタ(Autovista)
?ヘッドトラッキング
?ボイスコマンド


です。


まずは、?の「バーチャルハンドリング」についてですが、こちらは「Kinect」というデバイスを使うことで、ステアリングを握るフリだけでクルマを操作することが出来るんです。


――これってゲーム性が失われることになりませんか?


実際プレイしてみるとけっこう盛り上がりますよ。アクセル、ブレーキを操作することもできますし、ハンドルだけのプレイモードもあります。たとえばクルマに興味があるんだけど、コントローラーの操作はまだ難しいような小さなお子さんでも十分楽しむことができるんです。私も小さな娘がいるんですけど、一緒に遊ぶことで私のクルマ趣味を共有出来ちゃうんですよ。


もちろん、既存のコントローラーやステアリングの形をした「ワイヤレス スピード ホイール」、より本格的なステアリングコントローラーなどユーザーに合わせて使い分けできますので、プレイに合わせて選択していただけます。



――実際プレイしてみるとエアハンドルでも臨場感ありますね。これって前にも書きましたけど、フィジカルな作業を単純化することで視覚情報を高めることが結果、没入感につながっていくってことありますか?


あるかもしれませんね。加速や減速のクルマの挙動ってフロントやリヤのサスの沈み込みで表現しているんですけど、ちゃんと視点が上下するでしょ。走り込めばタイヤのたわみも体感できるようになりますよ。


――タイヤのたわみですか?データ収集はどのように?


今回はイタリアのタイヤメーカー「ピレリ―」さんにデータを提供してもらいました。まったく加工せずにデータをそのまま反映しています。したがって挙動は本当にリアルですよ。


――凄すぎです!


インタビュー続く…


http://forzamotorsport.net/ja-jp/forza4.aspx


(テングダンディ)


 



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