初回に取り上げたミリオン・フォロワー企業のデルをして「ザッポスCEOのトニー・シェーは、おおよそ他のどんな企業よりも顧客リレーションシップを抱くことに優れた偉大な“企業例”だ」(デル社ブログ)と言わしめた。

 170万に迫るフォロワーを持つ@zapposだが、実はこれは米国のザッポス・ドット・コムのCEO、トニー・シェーその人個人のアカウントである。

 靴をはじめファッション商品のオンライン小売で年1千億円余りを売上げるザッポスは、「ソーシャルウェブ革命の衝撃」第1〜3回でも紹介したように、革新的な経営で知られている。

 トニー・シェーは、ビジネス界でツイッターについて最も影響力がある個人と言っても過言ではない。多くの企業がトニー・シェーから学ぼうとしている。

 彼はツイッターを通して何をしているのか、ツイッターを戦略的にどうとらえているのか、そして、彼にとってツイッターとはいったい何なのだろうか。

 ザッポスCEOのトニー・シェーは、2007年6月にアカウント@zapposを登録して以来、自らがメッセージを発し自らの行動を示すことで、多くのファンを獲得している。いまや170万近いフォロワーを持ち、芸能人などを含む世界全体で59位、CEOでは1位となっている(2009年2月現在)。しかも、フォローされるだけでなく40万近くをフォローしている。

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