昨季セリエA2連覇を果たしたインテル。30勝7分1敗の成績で、リーグ最多勝点記録「97」をマークするなど記録づくめでリーグを圧倒した。だが目標の一つであった「勝点100」突破はならなかった。勝点100。欧州主要リーグで、その夢のような数字に到達したチームは存在したのか。

 その問いに対する、たった一つだけの答えは、「17年前、ポルトガル、ベンフィカ」。率いていたのは前イングランド代表監督スベン・ゴラン・エリクソン。38節で争われた当時のポルトガル・リーグを32勝5分1敗で制した。当時は勝利につき勝点2点制だったため、公式には獲得勝点は69点だが、今日のように勝点3点換算すると「101点」となるのだ。

 他の主要国リーグ勝点記録に目を向けてみよう。イングランドでは1979年にリバプールが98点(42節)、ドイツでは1972年から2季連続でバイエルンが79点(34節)、オランダでは1972年のアヤックスが93点(34節)をそれぞれ記録している。いずれも70年代でそれほど新しい話ではない。優勝はそれ自体に価値があるものだが、勝点記録つきともなればまた格別。それぞれの街で、ファンたちが長く語り継ぐシーズンになっているのだろう。