「祖国の地に帰れず…心が痛む」意外と知らないシベリア抑留の真実。カザフスタンに残る強制収容所跡地とは
YouTubeチャンネル「たむ旅」が「【衝撃】シベリア抑留で日本人が連行された強制収容所の跡地に行ってみたら…」と題した動画を公開した。動画では、カザフスタンのカラガンダにある旧ソ連時代の強制労働収容所「カルラグ」の跡地を訪れ、日本人が経験したシベリア抑留の過酷な歴史と現地のリアルな姿を伝えている。
たむ氏は、首都アスタナから旧ソ連時代の面影を残す寝台列車でカラガンダへ移動。カラガンダは石炭の採掘などで栄えた炭鉱都市であり、現在でもフルシチョフカと呼ばれるソ連時代の集合住宅やインフラが色濃く残る。現地のスーパーでは、スターリンやブレジネフの肖像がパッケージに描かれた魚のオイル漬けなど、日本では見慣れない商品が陳列されている様子も紹介された。
翌日、市街地から車で離れた場所にあるカルラグ博物館を訪問する。ここは1930年代から存在したソ連最大級の強制労働収容所の跡地で、カザフスタンへ強制連行された日本人の半数以上にあたる約3万4千人が抑留されていたという。館内には、立ち上がることすら困難な地下の穴状の懲罰房や、血しぶきが描かれた拷問部屋、劣悪な環境の雑居房などが生々しく再現されている。「ソヴィエト権力は罰するのではなく、矯正するのだ」というプロパガンダの壁画や、厳しい監視下での過酷な重労働の様子が紹介され、当時の異常な状況が浮き彫りになった。
また、終戦後にサハリンで逮捕され、スパイ容疑で長年日本へ帰国できなかった日本人抑留者・阿彦哲郎さんの数奇な運命についても展示を通して取り上げられた。ソ連崩壊後の1994年にようやく一時帰国を果たしたという事実に、歴史の重みが感じられる。
その後、たむ氏は郊外のスパスク記念碑へ足を運び、各国の犠牲者が眠る慰霊碑群のなかから「日本人埋葬碑」を探し出して献花を行った。氷点下の荒涼とした平原に立つ碑の前で「祖国の地に帰れずにここで亡くなった方のことを思うと心が痛みます」と語り、凄惨な歴史の真実を後世に伝える内容となっている。
たむ氏は、首都アスタナから旧ソ連時代の面影を残す寝台列車でカラガンダへ移動。カラガンダは石炭の採掘などで栄えた炭鉱都市であり、現在でもフルシチョフカと呼ばれるソ連時代の集合住宅やインフラが色濃く残る。現地のスーパーでは、スターリンやブレジネフの肖像がパッケージに描かれた魚のオイル漬けなど、日本では見慣れない商品が陳列されている様子も紹介された。
翌日、市街地から車で離れた場所にあるカルラグ博物館を訪問する。ここは1930年代から存在したソ連最大級の強制労働収容所の跡地で、カザフスタンへ強制連行された日本人の半数以上にあたる約3万4千人が抑留されていたという。館内には、立ち上がることすら困難な地下の穴状の懲罰房や、血しぶきが描かれた拷問部屋、劣悪な環境の雑居房などが生々しく再現されている。「ソヴィエト権力は罰するのではなく、矯正するのだ」というプロパガンダの壁画や、厳しい監視下での過酷な重労働の様子が紹介され、当時の異常な状況が浮き彫りになった。
また、終戦後にサハリンで逮捕され、スパイ容疑で長年日本へ帰国できなかった日本人抑留者・阿彦哲郎さんの数奇な運命についても展示を通して取り上げられた。ソ連崩壊後の1994年にようやく一時帰国を果たしたという事実に、歴史の重みが感じられる。
その後、たむ氏は郊外のスパスク記念碑へ足を運び、各国の犠牲者が眠る慰霊碑群のなかから「日本人埋葬碑」を探し出して献花を行った。氷点下の荒涼とした平原に立つ碑の前で「祖国の地に帰れずにここで亡くなった方のことを思うと心が痛みます」と語り、凄惨な歴史の真実を後世に伝える内容となっている。
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