広島テレビ放送

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 家電量販店をめぐる経営統合の動きです。広島にも多くの店舗がある「エディオン」と業界最大手の「ヤマダホールディングス」が、経営統合に向けて検討していることがわかりました。

 エディオンとヤマダホールディングスは4日、一部報道を受け「経営統合について検討していることは事実」と発表しました。

■橋本 浩 記者リポート
「広島市安佐南区の八木地区には、エディオンとヤマダデンキが両隣で並んでいます。統合した場合、こちらの店舗はどうなるのでしょうか?」

 2025年度の売上高はヤマダホールディングスが、業界トップの約1兆6900億円。エディオンは約7900億円です。
 経営統合が実現した場合、業界2位のノジマの2倍以上となる約2兆5000億円規模の巨大グループとなります。

 2026年、創業79年を迎えたエディオン。1947年、広島市中区に創業した「第一産業」がルーツの一つです。その後、「ダイイチ」、「デオデオ」と名前を変え、2002年、愛知の「エイデン」との経営統合により現在の「エディオン」になりました。

 経営統合の検討に消費者は。

Q.エディオンとヤマダHDが経営統合することについて
■街の声
「え?するん?ヤマダに吸収されるん?」
「いいことじゃない、私はエディオン、娘はヤマダデンキ。」
「今度は統合するわけ?いい話を聞きました。」
「我々にとってはアフターサービスの面とか、買うときに値段が下がれば、ありがたいなと思います。」

 家電を軸に住宅やリフォーム、家具などを販売する戦略を進めているヤマダに対し、エディオンは西日本を地盤にプライベートブランドなど商品開発に力を入れています。
 関係者によると、持ち株会社を設立し両社を傘下に置く案も検討しているということです。
 両社は5日、取締役会を開き経営統合について決議する予定です。

 エディオンは広島がルーツの一つということで、県内の主な家電量販店の店舗数を広島テレビが調べたところ、エディオンは134店あります。ヤマダデンキと経営統合すると、県内では全体の93%が同じグループになります。

 そして、「経営統合」をすると何が変わるのか?
 まずは、エディオンという名前・看板がどうなるのか気になるところです。例えば、広島県を中心に展開するドラッグストアの「ウォンツ」の親会社、ツルハHDがウェルシアHDと経営統合した後も、お互い店舗の名前はそのまま残っています。
 規模が大きいほど、店舗名を変えるコストも増えるので、看板は変更しないというのが一般的になっています。

 次に経営統合のメリットです。よく言われるのは、商品や物流人材配置の「効率化」です。例えば、ヤマダデンキのプライベートブランドをエディオンでも販売したり、逆にエディオンの配送網をヤマダデンキでも利用できるようになることが考えられます。

 最終的には、経営統合について決議が行われる5日の発表が注目されます。

【2026年6月4日 放送】