4月からのお弁当づくりは「がんばらない」。3つの家事を見直して朝がラクになる
4月から毎日のお弁当づくりが始まるご家庭も多いのではないでしょうか。朝の負担を少しでも減らし、時間と心にゆとりを持つためには、事前の「仕組みづくり」が大切です。ライフオーガナイザーの尾花美奈子さんも、高校生になる子どものお弁当生活を前に、調理器具の収納や家事を見直したといいます。今回は、その中で実践してよかった工夫をご紹介します!

1:出番の多いアイテムは、すぐに出し入れできる「特等席」にセット

朝の忙しい時間、お弁当づくりの効率を左右するのは「取り出しやすさ」です。
まず見直したのは、シンク下にあるキッチンツール収納。以前はなんとなく並べていましたが、今は「使用頻度」を意識して、いちばんよく使うキッチンバサミを手前に、あまり使わないフライ返しを遠くへ並び替え。この並び替えによって使いやすさがアップしました。

さらに、家族が片づけを手伝いやすくなるように、定位置にラベリングも追加。これで「どこに片づければいいんだ?」と迷うことを防げます。

また、意外と盲点なのが、おかずカップなどの「細々とした小物」。これまでは奥にしまっていましたが、食器棚の引き出しの最上段の手前、取り出しやすい「特等席」へ移動させました。
さらに、小物を収納していたケースのフタも思いきって撤去。「引き出しの中ならホコリは気にならない」と割りきることで、ワンアクションで中身を手に取れるようにしました。
この数秒の短縮が、忙しい朝には「大きな差」となって返ってくるのを感じます。
2:「ふりかけのつめ替え」をやめて時短に

これまでは見た目の美しさにこだわり、ふりかけなどは「お気に入りのジャムのビン」につめ替えていました。
しかし、毎日のお弁当が始まれば消費スピードは格段に上がります。空になったビンを洗い、乾かし、またつめ替える…。その「名もなき家事」が今の自分には負担だと気づき、「袋のまま」使うスタイルに変更しました。

おしゃれなビンから市販のパッケージに戻すのは少し抵抗がありましたが、やってみると管理が驚くほどラクに。つめ替えの手間だけでなく、ビンを置いていた場所もあき、収納スペースのゆとりにもつながりました。
「丁寧な暮らし」への憧れはしばらく封印。今のライフスタイルに合わせた「引き算」をすることも、お弁当づくりを続けるためには必要と感じました。
3:キッチンの床ふきはお掃除ロボットへお任せ

今までは、一日の終わりに行うキッチンリセットの際、キッチンマットを敷いていないわが家では、濡らしたキッチンペーパーで床をふくのが日課でした。
でも、お弁当づくりのためにこれまでより早く起きる生活が始まれば、少しでも早く終えて休みたい。
そこで、床ふきは「お掃除ロボット」にお任せすることにしました。ポイントは、家全体を掃除するパターンとは別に、「キッチンだけを走らせるパターン」を登録したこと。
目立つ大きなゴミや汚れに気づいたときだけサッと自分でふき、それ以外の広範囲はロボットにお任せ。自分が動かなくても床がキレイになる仕組みをつくったことで、「やらないと」という気持ちの負担も減りました。
お弁当づくりは「毎日続くこと」だからこそ、「続けられるゆるさ」が不可欠です。
キッチンに立つハードルをぐんと下げるために道具や家電の力を賢く利用して、4月からの新しい生活を軽やかな気持ちでスタートさせてみませんか。
