94歳クリント・イーストウッド パートナーを亡くした78日後の「新恋人発覚」に全米は驚き

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今年7月に長年のパートナーであるクリスティーナ・サンデラ(享年61)さんを心臓発作で失った、俳優で映画監督のクリント・イーストウッド(94)。だが、すでに新しい恋人とデートを重ねているという。

イーストウッドは、かつて市長を務めたカリフォルニア州カーメルに所有するホテルに新恋人を連れて行ったことが報じられた。新しいパートナーを側近に紹介したという。サンデラさんが亡くなってから78日後のことだったという。

レッドカーペットもパートナーと共に歩き

『Radar.Online』によれば、ある関係者は、

《ほとんどの普通の人にとって、このような喪失感の後に再びデートをすることは驚きでしょう。しかし、イーストウッドは94歳で、人生を楽しまなければならないことを知っています》

という。新恋人がどんな女性なのかはまだ分かっていないという。

イーストウッドは、長年のパートナーだったサンデラさんを失った後、

「打ちのめされた」

状態にあった。声明で彼女が無くなったことを報告し、

「クリスティーナは素敵で思いやりのある女性だった」

と追悼した。

イーストウッドは、自身のレストランで働いていたサンドラさんと知り合い、‘14年に交際を始めた。‘15年、イーストウッドが監督した映画『アメリカン・スナイパー』がアカデミー賞6部門でノミネートされ、音響編集賞を受賞したときに、サンデラさんはイーストウッドと一緒にレッドカーペットを歩いた。

その後もレッドカーペットでいつもイーストウッドと一緒だった。2人は結婚しておらず、子供はいなかった。

イーストウッドは2度結婚しており、最初はモデルのマギー・ジョンソンと‘53年に結婚して1男1女をもうけたが‘85年に離婚。‘96年にニュースキャスターのディナ・ルイズと再婚し1女をもうけたが‘15年に離婚した。

また、女優のソンドラ・ロックとは14年間パートナーで、4本の映画を共に製作。また、女優フランシス・フィッシャーと5年間交際し、4本の映画を共に製作した。

さらに、スタントウーマンのロクサーヌ・チュニスや客室乗務員のジャセリン・リーブスとも長く交際。6人の女性との間に8人の子供がいる。

今年11月には新作映画が全米で公開

イーストウッドといえば、『荒野の用心棒』(‘64年)などのマカロニウエスタンや『ダーティ・ハリー』シリーズ、アカデミー賞作品賞、監督賞を受賞した‘92年の『許されざる者』(製作・監督・主演)、同作品賞、監督賞を受賞した『ミリオンダラー・ベイビー』(‘04年、監督、主演)など数多くの名作、ヒット作で知られるハリウッドの伝説だ。

注目の殺人事件の裁判で陪審員を務める主人公の葛藤を描く新作『Juror No.2』(邦題『陪審員2番』)が‘24年10月27日にAFIフェスでワールドプレミア上映され、‘24年11月1日には全米で公開される。映画でも恋愛でも多彩で、94歳にして現役を続けていることは、新たな“イーストウッド伝説”となりそうだ――。

文:阪本良(ライター、『東京スポーツ新聞社』元・文化社会部部長)