1年以上かけ大幅な利下げ必要=米シカゴ連銀総裁

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[ニューヨーク 30日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールスビー総裁は30日、経済の現状と今後の見通しを踏まえると、米連邦準備理事会(FRB)による大幅な利下げが必要だとの見方を改めて表明した。フォックス・ビジネスのインタビューで語った。

同総裁は金融政策に関し、「これは1年以上かけて金利を正常化させるプロセスだ」と言及。利下げのペースと最終的な範囲について、フェデラルファンド(FF)金利は「今後12カ月で25ベーシスポイント(bp)よりもはるかに下げる必要がある。大幅な利下げになるだろう」と述べた。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーの金利見通しでは、政策担当者らがこの見通しに賛同していることが示されていると語った。