ランニングする高橋(撮影・山口登)

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 宿敵撃破は任せろ。阪神の高橋遥人投手(28)が19日、甲子園での投手指名練習に参加。先発予定の23日・巨人戦(甲子園)へ向けて強い決意を示した。

 「(伝統の一戦は)選手だけじゃなくて、ファンの人も意識していると思う。自分もその声援とか、チームの流れに乗っていけるようなピッチングをしたい」

 復帰後は4戦4勝とチームの“救世主”になっている左腕。次は首位・巨人との一戦を託された。復帰前の21年には同戦に2試合に登板して、1完封を含む16イニング連続無失点。対戦防御率0・00のキラーぶりを発揮していた。「3年ぐらい前なので。もう全く別のチームになっていると思う。大胆かつ丁寧にいくことが大事」と気持ちを引き締めた。

 負けられない一戦で聖地での登板はプラスだ。「声援もあるんで。その後押しもあって投げて」と高橋。全力投球で巨人打線をねじ伏せる。