大谷翔平、50-50へのプレッシャー「あまりない」チームへ貢献するために一歩一歩

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大谷翔平 PHOTO:Getty Images

<2024年9月17日(日本時間18日)マイアミ・マーリンズ 対 ロサンゼルス・ドジャース @ローンデポ・パーク>

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ドジャース・大谷翔平投手(30)が「1番・DH」でフル出場。

三回に5戦ぶりとなる48号2ランを右越えに放ち、48本塁打、48盗塁とした。

今季の打点をナ・リーグトップの110に伸ばし、打率は・287。

メジャー通算219本塁打となり、アジア選手最多記録を塗り替えた。

ショーン・グリーンのドジャースの最多本塁打記録49本にはあと1本。

しかし、試合は大谷の2ランもドジャースがマーリンズに11-9で敗れた。

大谷翔平の1打席目は先発のマコーガンに外角高めのフォーシームで攻められて、ファールの後に中低めのシンカーで見逃しの三振。

第2打席、カウント1-1から先発右腕マコーガンが投じた内角低め、ボール気味のスライダーを豪快にすくい上げ、右翼2階席にたたき込んだ。

飛距離は402フィート(約122・5メートル)打球速度は105・3マイル(約169キロ)。

大谷は3、4打席で審判に不満ながらも三振。

9回の5打席目は内野ゴロに倒れた。

ドジャースはヒットを打つも9回逆転することが出来すに敗退した。

<大谷翔平 試合後インタビュー>

ーー50-50へ向けての集中の難しさはプレッシャーに感じていますか?

それはあまりないです。一つでもいい打席を重ねたいと思っています。

それはシーズンが始まってから今まで変わらないので、特に変わらないと思います。


ーーあと2本、前人未到のことを意識していますか?

まあ、積み上げていければいいかなと思っています。

早くそこにたどり着けるということは、それだけチームに貢献できているということだと思います。

今のチームの状況は厳しいので、1打席でも貢献できるように頑張りたいです。


ーー2023年のWBCで優勝して以来、マイアミでの試合というのは初めてだと思いますが、そこの懐かしさや、この球場でプレーすることについてはどう感じましたか?

ベンチの位置が逆なので、あまり同じ感じはしなかったですね。


ーーアジア人選手として通算ホームラン最多になりましたが、野球が世界に広がっていくという意味でも大きな意味を持っていると思います。それについてはどう思いますか?

一つでも多く積み上げていければいいのかなと思います。

まだキャリアの途中ですし、今の数字がどうかはあまり気にしなくてもいいかなと。

キャリアが終わったときにどのくらいやれたのかを自分で確認できればいいと思います。


ーー初めてのこういう状況での闘いだと思いますが、雰囲気やチームの振る舞いに違いを感じることはありますか?

楽な試合がほとんどないですね。チーム状況的に五分五分の戦いが続いているので、今を意識する余裕がないというか、本当に今日の試合を勝って一歩でも周囲に近づいていく。試合を維持していって、早く優勝が決まるようにするのが一番ですかね。